環境への取り組み

環境(ISO14001)・ 食品安全(FSSC22000)方針

日本ルナ株式会社(以下、当社)は、「おいしさの発見」をコンセプトに「ときめきヨーグルトカンパニー」を目指し、お客様の信頼と期待に応えます。また、すべての事業活動において、マネジメントシステムを適切に運用し、継続的改善を図り、社会に貢献します。

環境

  1. 当社は、持続可能な社会の実現に向けて環境保護と環境汚染の予防に努めます。
    また、「環境に配慮したものづくり」に積極的に取り組みます。
  2. 当社は、事業活動、製品又はサービス等環境保全活動に係る法規制、条例等を理解し遵守します。
    1. 地球温暖化防止のため、低炭素化、CO2排出量の削減等に取り組み、気候変動に対応します。
    2. 資源循環型社会を目指し、省エネ・省資源に取り組みます。また、廃棄物を管理し、4Rを推進します。
    3. 薬剤の管理を徹底します。
    4. グリーン購入を積極的に推進します。
  3. 当社は、地域社会とのコミュニュケーションを図り、連携して環境活動を実施します。

食品安全

  1. 当社は、「品質No.1経営」「お客様志向経営」「安全・安心な商品づくり」を実現するため、食品安全マネジメントシステムを計画的かつ効率的に運用します。
  2. 当社は、常に顧客要求事項が満足しているかの観点から、食品安全マネジメントシステムの有効性の継続的改善に努めます。
  3. 当社は、食品表示法・食品衛生法・JAS法等、製品及び生産活動に係る法律・規制を理解し遵守します。

共通

  1. 当社は全従業員への環境保全、食品安全の教育を実施し、意識向上を図ります。
    また、従業員一人ひとりが責務と自覚を持ち、創意工夫を持って実行します。
  2. 方針は年1回見直し、目標については定期的に設定し、継続的な改善・見直しを行います。
    また、この方針はホームページ等で広く一般に公開します。

※当社とは、京都工場、高崎工場。
※対象は、はっ酵乳、乳酸菌飲料、清涼飲料水、プリン・ゼリーなどの菓子の開発及び製造とする。

2023年4月1日
日本ルナ株式会社

代表取締役社長萩野稔之

生産本部長前原悟

気候変動への取り組み

2023年度の環境目標(2022年度原単位比較)

2023年度の環境目標(2022年度原単位比較)

環境目標への取り組み

◼️ 高崎工場の取り組み

高崎工場は2019年11月竣工。2019年にISO14001を取得しました。

取り組み内容

取り組み内容

照明のLED化

工場内の電灯はすべてLEDです。電気使用量と、電灯の交換頻度を抑えることができます。

CO2フリーの電力へ切替

2022年12月から高崎工場で使用する電力のすべてをCO2フリー電力に切替えました。これにより、高崎工場の電力の約80%が再生可能エネルギーに切り替わりました。

◼️ 京都工場の取り組み

高崎工場は2019年11月竣工。2019年にISO14001を取得しました。

取り組み内容

回収槽

製造工程で利用される水を再利用し、トイレの流し水に使用しています。

エネルギー管理システム

効率よく電力を使用するため、各設備の電力使用状況を把握することで、無駄な時間に使用されている電力使用の削減を行いました。

照明のLED化

工場内の電灯はすべてLEDです。電気使用量と電灯の交換頻度を抑えることができます。

◼️ 全社の取り組み

車両燃料 当社の営業車両はCO2排出量削減に向けて
              全てハイブリッド車を使用しています。

取り組み実績

環境配慮への取り組み

環境配慮型包装資材推進プランの活用

商品の開発設計時やリニューアル時に環境に配慮した包装資材の選定を推進しています。

【環境配慮型包装資材推進プラン】
  1. 目的

    本プランは商品の開発設計時及びリニューアル時に、環境に配慮した包装資材の選定基準を具体的に定め、推進することを目的とする。

  2. 適用範囲

    本プランは自社ブランド商品に適用する。

  3. 選定基準
    1. 減量化・減容化
      • 品質等を考慮、評価し、最低限の厚み、重量の包装資材を選定する。
      • 適正な空間容積率(原則80%以上)で運用するための包装資材を選定する。
    2. 簡素化
      • 品質等を考慮、評価し、最低限の包装資材数で設計する。
    3. 環境保全
      • 処理及び最終処分を考慮、評価し、プラスチック製より紙製を優先する。
      • 紙製を選定する場合は、FSC認証等受けた包装資材を優先し、森林保全に努める。
      • プラスチック製を選定する場合は、環境に配慮された素材を優先する。
        例)生分解性プラスチック、バイオマスプラスチック、再生プラスチック等
    4. 廃棄容易化
      • 廃棄時に重ねられるまたは潰せる包装資材の形状。
      • 形態を選定して廃棄物の容積を減らし、収集・運搬を容易化する。
      • 商品単位で単一素材の構成にすることで、適切な分別を図り、分離・分別処理を容易化する。
      • 単一素材化が不可な場合、廃棄分別区分毎に使用包装資材を分解・分離し易い構成に努める。
    5. 環境訴求
      • 環境に配慮した自社ブランド商品を選択してもらうために、環境配慮型包装資材使用商品には環境ラベルの表記に努める。また、従業員の意識向上にも繋げる。
        例)バイオマスマーク、FSCロゴ等
    6. その他
      • 本プランに沿って各商品の評価を実施し、記録を残す。評価には、品質面(ライン適正及び輸送テスト等)も含める。
      • 本プランは、社内外で発生する関連事案、社会情勢の変化や技術革新を考慮し、適時見直しを実施する。

容器包装でのプラスチック削減

私たちが皆様へご提供する商品の「容器包装」では、ごみの最終処分場問題、資源の枯渇といった環境の視点と品質保持をどのように両立させるかという問題に取り組んでいます。
商品の安全や品質を保つためには適切なパッケージが必要不可欠ですが、召し上がった後はごみになってしまいます。また近年、海洋プラスチック問題が深刻化しており、プラスチック使用量の削減が社会問題となっています。
日本ルナでは、このような現状を見据えて、容器包装はどうあるべきかを考え、取り組みを進めています。

プラスチックから紙へ

「ìsey SKYR(イーセイ スキル)」シリーズは、2022年3月に容器を紙に変更したことにより、容器包材のプラスチック使用量を約94%削減しました。(従来商品との比較)

※なお、本シリーズは2023年12月に更にリニューアルを行っております。

紙容器はFSC認証

紙容器を使用した自社工場の製品は、全てFSC認証紙を使用しています。
FSC認証とは、森林の生物多様性を守り、地域社会や先住民族、労働者の権利を守りながら適切に生産された製品を消費者に届けるためのマークです。私たち日本人の消費は世界の森林と密接に関わっており、FSCマークの製品を選ぶというアクションをより多くの人に知ってもらうことが森林保全につながります。

バイオマスポリエチレンを配合したストローへ

自社工場で製造しているドリンク製品は、ストローを通常のプラスチックから、環境に配慮して作られたバイオマスポリエチレンを5%使用したストローへ変更しました。バイオマスポリエチレンとは、原料にサトウキビを使用した植物由来の樹脂のことです。サトウキビは光合成によりCO2を吸収するため、バイオマスポリエチレンが焼却される際のCO2排出量をゼロと考えることができます。